2025/04/10
2025/04/09
SNSが日常の一部となって
「繋がり」という言葉の意味を
問う瞬間があります
「繋がり」とは
それは目に見えない精神の領域で生まれるもの
言葉を交わさずとも
心のどこかで誰かを想い 気にかける
そのささやかな営みにこそ
本質的な繋がりが宿っているように思います
SNSが登場する前
私たちの人間関係は今より遥かに限定的でした
情報の洪水もなく
連絡手段も限られていたからこそ
相手を気にかけるという行為は
より濃密な意味があったように思います
現代の「繋がり」はどうでしょうか
昔に比べて人との接点は増えたように思います
日本だけでなく世界中の人と
誰とでも瞬時に繋がれる
その一方で
「想うこと」「気にかけること」は
情報の波に埋もれていないでしょうか
自分にとっての繋がりとは
「想うこと」であり「気にかけること」
それは静かで 控えめで
けれども確かに自分の中に存在する感情です
心と心がそっと寄り添うような感覚
そして身体的に結ばれる
そのような繋がりこそ
大切にすべきものではないかと思っています
70歳を過ぎても何万人もの人を惹きつけ
ステージに立ち続ける浜田省吾さんのように
年齢を重ねるごとに魅力を増していく
そんな生き方をしていきたいものです
繋がりの質は
どれだけ
その人のことを想っているかで決まる
CACAPON・カカポン
2025/04/07
いろんな人と出会い
言葉を交わすなかで感じることがあります
ある人は過去の出来事を丁寧に語り
またある人は
将来のことを楽しげに話す
どちらにも
その人なりの背景があり
背負うもの 語られる内容は
十人十色です
悲しみや苦しみ
楽しかった時間や嬉しかった記憶
人の数だけ
それぞれの過去にドラマがあるでしょう
会話の大半が過去のことに終始するのではなく
「あの経験があったから、次はこんなことをしたい」と
今と未来を結び 話ができる人に
自分は前向きさと不思議な魅力を感じます
過去を語ることは
決して悪いことではなく
そこには多くの学びや感情が詰まっていて
その人の現在の形をつくる大切な要素です
ただ、その過去をどう捉え
「これから」をどう描いているのか
「これから、どんな自分でありたいか」
「誰と、どこで、どんな風に生きていたいか」
そんな問いかけを忘れずにいたい
カレンダーに
やりたいことを貼り付けていくような日々
行ってみたい場所、会いたい人
挑戦してみたいこと
それらが視界にあるだけで
日常が少し明るく
足取りも軽くなるような気がします
2025/04/05
2025/04/03
2025/04/02
街を歩き
いろいろなお店を訪れるたびに
五感を研ぎ澄ませている
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚
それぞれの感覚が
訪れる空間の雰囲気や細部のこだわり
その店ならではの
個性を感じ取ろうとしている
そして無意識のうちに比較をしている自分に気づく
単なる優劣ではなく
何がそのお店を 特別な存在にしているのか
どんな哲学がそこに息づいているのか
探ろうとしている
それはなぜか
CACAPONをより良くしたい
という思いがあるから
店とは、生き物のようなもの
時代の流れとともに変化し
進化し続けなければならない
選ばれる店であるために
あらゆるものから学び取る姿勢が必須
そんな気がしてならない
人が比較をするように、店もまた比較をされる
選ばれるか、忘れ去られるか
その分かれ道に立ったとき
違いを生むのは
自らの「感じ取る力」 ではないでしょうか
日々の生活の中で
どれだけの感受性を高められるか
どれだけ多くのものを吸収し、咀嚼し
自分の糧とできるか
それが視野を広げ
新たな発想を生み出す原石になるはず
小さな気づきの積み重ねが
今すぐには芽吹かなくても
後々大きな変化を生むこともあるでしょう
まわりと同じことをやっても意味がない
「違うこと」そこに価値が生まれる
CACAPON・カカポン