CACAPON (カカポン日記)
2025/04/17
自分は「変わる」ということは
決して「拡大すること」ではないと思っている
自分にとっての変化とは
身の丈にあった歩幅で
一歩ずつ進み続けること
好きな言葉のひとつに
「変わらないために 変わり続ける」
という言葉がある
店舗を訪れるたびに
ショーケース内が少しずつ変わっている
小さなレイアウトの調整
季節に合わせたチョコレートやアイス
ほんのささいな演出も
前の小さなお店の時にも
そんな変化に気づいてくれるお客さんがいて
「なんだか来るたびに違って、楽しい」と
その「楽しさ」や「ワクワク」を
実店舗に来てもらう以上
忘れてはいけないものだと思っている
通販で日本全国
世界中のチョコレートが購入できる時代
実店舗にこだわる理由はどこにあるのだろう
では、お店に行く意味は?
そして、お店に来てもらう意味は?
一切の情報を遮断した状態で
自分は職人の狂気から生み出されたものに出会いたい
そして食したいと思っている
決して愛想はないけど
極端に言えば24時間そのことを考えている
どんな素材を使うか
どう表現するか
味の余韻はどうあるべきか
狂気に満ちたそんなものをつくりたい
言ってしまえば
職人の“狂気”に憧れている
時間を忘れてしまうくらいの
執念から生まれる手仕事
そういう作品に
人は惹かれるのではないか
過去の自分と比べた時に
今の自分は成長しているだろうか
人生の方向性となると
それはとても重要な要素になると
改めて感じている
自分が丁寧に積み重ねてきた日々を
否定することなく
この先も
変わらないために 変わり続ける
もう決めた
CACAPON・カカポン
2025/04/14
時にお客さんからチョコレートや
チョコレートを使ったお菓子の感想を
いただくことがあります
その一言一言が
ほんとうに嬉しく胸に沁みる
自分は
どちらかというと物静かで
時に無愛想に見えてしまうことも
あるかもしれません
それでも
そんな自分のつくったものに対して
あたたかい言葉をかけてくださると
心の底から熱くなるのを感じます
言葉はときに
人を傷つけることもあります
意図せず
誰かの心に影を落としてしまうこともあるでしょう
受け取り方には個人差があり
その幅もさまざまです
だからこそ自分の発した言葉で
目の前の人の表情が和らいだり
心が少しでも明るくなったり
そうした言葉を紡いでいきたい
誰かの日常に一瞬
光がさすような
そんな言葉を
いちじくジェットもつくりました
週末のご来店もありがとうございました
本日も12:00-18:00までの通常営業です
CACAPON・カカポン