SNSが日常の一部となって
「繋がり」という言葉の意味を
問う瞬間があります
「繋がり」とは
それは目に見えない精神の領域で生まれるもの
言葉を交わさずとも
心のどこかで誰かを想い 気にかける
そのささやかな営みにこそ
本質的な繋がりが宿っているように思います
SNSが登場する前
私たちの人間関係は今より遥かに限定的でした
情報の洪水もなく
連絡手段も限られていたからこそ
相手を気にかけるという行為は
より濃密な意味があったように思います
現代の「繋がり」はどうでしょうか
昔に比べて人との接点は増えたように思います
日本だけでなく世界中の人と
誰とでも瞬時に繋がれる
その一方で
「想うこと」「気にかけること」は
情報の波に埋もれていないでしょうか
自分にとっての繋がりとは
「想うこと」であり「気にかけること」
それは静かで 控えめで
けれども確かに自分の中に存在する感情です
心と心がそっと寄り添うような感覚
そして身体的に結ばれる
そのような繋がりこそ
大切にすべきものではないかと思っています
70歳を過ぎても何万人もの人を惹きつけ
ステージに立ち続ける浜田省吾さんのように
年齢を重ねるごとに魅力を増していく
そんな生き方をしていきたいものです
繋がりの質は
どれだけ
その人のことを想っているかで決まる
CACAPON・カカポン
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