少しお話したこと
綴りながら
回想してみよう
そのお客さん
奥さんと何度か来てくれていたんです
お店をやっていたけれど
ある事情で今はやってない
また再開できたら...
みたいな話を聞いていました
そして昨日来て下さって
実は身体のある箇所にガンが２つ
見つかって治療していたこと
お聞きしました
それを聞いてびっくり
そうだったんだと
放射線治療と薬で
かなり良くなっていると
少し思うように動かない部分が
あるけれど
何ヶ月後かに
仕事を始めようと思っていますと
凄いなと
人がなにか絶望の淵にたった時
もう一度
火を灯す原動力
それは何なのだろうかと
自分だったらどうするだろうと
問いかける時間にもなりました
人生って
ほんとうに分かんないし
人それぞれ
悲しさや苦しさを背負って生きてる
楽しそうにしている人でも
普段明るい人でも
そのリュックは人によって
大きかったり小さかったりするかもしれない
入っている物は
それは過去の出来事かもしれないし
今起きている事象かもしれない
誰しもが
何かしらを背負って生きている
誰かと接するとき
そんな想像力を働かせること
大切にしています
接客というのは
ほんとに大事なんですよ
商品の受け渡しだけなら
セルフレジでいいわけですから
接客していると
ふとお客さんの背景に
気づくことがあります
気づくというか情景が思い浮かぶと
言ったらいいのかな
だから自分が店頭に立てるときは
なるべく立ちたいなと思っています
昨日もご来店
ありがとうございました
CACAPON・カカポン
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