2021/10/20

新店舗10月28日(木)オープンです

東京硝子工芸さんに
カカオハスクを閉じ込めた
砂時計を作ってもらいました
「砂時計」といってもですね
この砂時計は
「時間を計ることができない」んです
正確な時間を計測するのであれば
他の機器や時計で十分
「このカカオハスクの粉末タイプ
落ちないけどどうしますか」と聞かれたので
「はい大丈夫です。時間を計る目的ではなく
お店に飾っておきたいので」とお願いしました
前から作ってもらいたかったのです
「砂時計の書」 
著者エルンスト・ユンガー氏は本のなかで
「時計は森にふさわしくない。恋人たちや遊びの世界にも、音楽にもふさわしくない。時計は、人々が余暇や創造的な仕事にすごす時間を計ることができないのである。」と述べており、不要不急と言われた時間、それらの時間が少しずつ戻ってきているようにも感じています
現在ひょうたん型の
砂時計を作れる職人さんは
日本でもごくわずか
この「カカオハスクの砂時計」
新店舗のどこかに置いてます
となりの「ガラスの林檎」には
カカオハスクの荒目なものを
閉じ込めてもらいました
これもいい感じに

カカオハスクはですね
カカオ豆からチョコレートを製造する場合
どうしても副産物として出てしまいます
お店を始めてからずっと考えていました
便利ではないが
読み手によって解釈が変化する
愛でるものにできないか
こちらは
カカオハスクを粉末にして漆喰に混ぜたものです
これも面白い風合いがでました
漆喰は日本そして海外でも使われますから
廃棄ではなく持続可能な装置として
新しい提案ができるように思います
 
202さんに作ってもらっていた
レジ台とカウンターショーケースも出来ましたよ
⁡また後日お披露目します

⁡CACAPON・カカポン

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