2019/05/15

【抹茶は繊細】

おはようございます
昨日
星野製茶園さんの工場見学へ行ってきました

" 抹茶工場 "
入った瞬間
抹茶のいい香りが充満し
石臼が45台ほど稼働していました
1分間に50~60回転
温度  湿度を一定管理し
普段は電気を消して
「光による劣化」を避けていること
1台1時間回して「約40g」の出来上がり
石臼は手入れをきちんとすれば
100~150年はもつこと
" 碾茶工場 "
生産者ごとに分けて
下から冷たい風が吹き込む装置箱に保管
掴み取ると発酵が始まって
熱をもち赤くなったりしないようにするため
時間との勝負!!

奥に入っていくと それはそれは
大きな機械たちが
茶葉を均等にするカッターや
蒸す工程から
生葉が高さ7m程はある網の中で
踊っている姿は圧巻

ここで大事なのは吹き上げることによって
1枚1枚 葉が重ならないようにすること
重なり葉を防ぐことによって
鮮やかな緑になる  なるほど奥が深い
次の乾燥工程に近づくと熱気が凄い
従業員の方に聞くと室内温度は
「56度くらいですよ」とのこと
ここで驚いたのは風を使った乾燥ではなく
遠赤外線の輻射熱で乾燥を行っていたこと
「風を使うと香りが飛んでしまうんです」
この言葉が印象的で 何かヒントを頂いた感じ

案内してくださった方の言葉を忘れないうちに
「生産者や品種によっても違いますし
葉を見て蒸し方も変えますよ
やりがいがありますね」
「生葉から約2割しかできない」ことなど

「抹茶」 と 「チョコレート」
全く別ものではありますが
風力選別機や石臼による挽き上げ
ミクロン単位の粒子
水分と香味を整えるために行われる
「練り」という乾燥工程
ものづくりの視点から似通う部分が多数

手間暇かけて 
大事に作られているもの
大切にしたいもの

いろんな人の手を経て
本当に貴重なんだと改めて認識しました
星野製茶園の皆様お世話になりました

見るものが新鮮で
これまで知らなかった世界を知れたこと
面白くて大変勉強になりました
心より感謝申し上げます
CACAPON・カカポン

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